一般に、塗り替え工事と言えば外壁の塗り替えが大部分を占めております。
    外壁の塗装方法としては、吹き付け・ローラー・刷毛塗りなどが一般的で、従来
    外壁の塗装は、吹き付け塗装がそのシェアーを占めておりました。
    しかし、吹き付けは、風などによる飛散の心配から、お施主様以外にご近所の方
    々にも大変苦痛な思いをさせてまいりました。また、特に強溶剤タイプの塗料は
    工事の間、家の中までニオイ等がこもり健康面においても住んでいるお施主様に
    苦痛な夜を与えておりました。
     近年では、塗料メーカー各社より健康やニオイなど環境に配慮した塗料が次々
    と発売されており、それに伴い塗り替えの工法も、ご近所の迷惑や飛散事故など
    を配慮し吹き付けからローラー塗りが主流になっております。
では、塗り替え工事は、いつ頃おこなったら良いのでしょう。
  *塗料は、大まかに分けると右図のようになり
   樹脂の種類によって金額の他耐候性に違いが
   ある為、塗り替えの時期も変わってきます。

  *群馬県内の新築住宅は、アクリル樹脂で塗装
   されているケースがほとんどで、6〜7年が
   塗り替えの時期です。 しかし、お金がかか
   る事ですから、一般には10年前後を目安に
   塗り替えている方がほとんどです。

工事が安全に効率良く行える
ように足場を、組み立てます

付着したホコリや藻・劣化した塗料の粉等を、洗い
流します。更に、ケレン作業を行う事もあります。

壁面のひび割れの補修や、劣化
したシーリングの再打設を行います

塗装をしない部分(サッシ等)が汚れ
ないようにビニール等で養生します。

上塗り塗料の吸い込みを
止め、密着を高めます。

一般には、上塗り材を塗る
事により膜厚を確保します

美観と共に、紫外線や雨など自然
界から大切な住まいを守ります。

塗装が終了し不要にな
った養生を撤去します。

各部の仕上がりを
最終検査します。

安全に十分注意して、
仮設足場を解体します

全ての工程を終え周辺
を清掃して完成です。

工事完成です。
ありがとうございました。
 新築の塗装と塗り替
えでは、下地調整が大
きく変わって来ます。
 塗り替えは、永年の
間付着したゴミやホコ
リ・藻・コケ・その他
劣化した塗膜の粉など
が外壁に付着しており
そのまま塗装すると、
仕上がりを害すばかり
か新しい塗膜の密着ま
で害し塗膜剥離を誘発
します。従って、まず
高圧洗浄やケレン作業
を行い、これらを取り
除き塗装面を綺麗にし
て行きます・・・・。
ホコリの上に塗装している
悪い例
 塗装面を綺麗に下地処理
してから塗装を行うことで
新塗膜が強力に密着し仕上
がりも綺麗になります・。



 塗装は、よくお化粧に例
えられます。お化粧すると
きには誰もが洗顔から始め
るのではないでしょうか。
 お家の塗装も化粧と同じ
で洗う事から始まります。
塗膜が良く密着している
良い例
        下地調整は、塗り替えで最も大切な工程といえるでしょう。
清掃
      
左上図の様にホコリの上に塗り替えしてしまうと塗膜剥離の要因となり、剥げ始めてくると、
      次の塗り替えの時によけいな費用がかかるばかりか、剥げきれない場合次回に塗り替えした
      塗膜が前回の塗膜ごと剥がれてくる恐れもあります。
      もし、ご自分で塗り替えされる方は十分な清掃を行うように注意して下さい。

下塗り(下地調整材)
      下塗りには、シーラーや微弾性フィラーを使用し、旧塗膜の吸い込みを押さえ上塗りの密着
      を高めると共に仕上がり感を向上させます。 劣化のひどい外壁や、かき落としリシンなど
      外壁の状態により微弾性フィラーの下にシーラーを入れる場合もあります。


中塗り・上塗り
        
      塗膜の性能は、工事の内容で大きく左右されます。きちんとした下地調整を経て定められた
      希釈量で塗装を行い・決められた膜厚を確保する事で初めて性能が引き出されます。
      中塗りは、一般に上塗りと同じ塗料を使用します。そして、更に上塗りを行なう事で規定の
      膜厚を確保しツヤムラを押さえた強靱な塗膜が形成されます。
    

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